PHP5でRSS取得

XML処理関数の利用

PHP5では、XML処理関数が強化されたため、RSS等XMLベースで記述されたテキストの処理が便利になっています。

PHP5とは

PHPというプログラム言語があります。 HTMLと親和性の高い言語で、MySQL等のデータベース処理関数も用意されているため、ウェブプログラミングで良く利用されています。

PHP5の新機能としては、オブジェクト指向の強化が注目されていますが、XML処理が簡単にできるようになったことも見逃せません。

simpleXMLを利用する

PHP5の新機能として、simpleXML関数という便利な関数が実装されています。 本格的なXML処理にはDOMを利用するほうが良いでしょうが、RSSやアマゾンウェブサービス等の処理には手軽なsimpleXMLが重宝します。

例えば、RSSから最新記事のタイトルを取得するには、以下のように記述するだけです。

    $rssurl = "https://ninkiweb.net/rss/index.xml";
    $rssdata = simplexml_load_file($rssurl);
    print $rssdata->channel->item[0]->title;

RSSに限らず、XML形式であれば、階層構造を「->」で指示するだけでデータを取得することができます。 (最初のデータがitem[0]から始まることに注意しましょう。)

RSSのバージョンにより階層構造が異なります。 上でうまくいかない場合は、下を試してみてください。

    print $rssdata->item[0]->title;

ワードプレスでRSS取得

PHPについての詳しい解説は、PHPでWEB作成をごらんください。 書籍はPHP5逆引き大全 500の極意等があります。

著作権に注意

自分の運営するブログのRSSなら自由に利用して構いませんが、他人の運営するブログやニュースサイトの更新情報等のRSSを取り込んで自サイトで表示する場合は注意が必要です。

RSSの見出し程度であれば、著作物とは認められないようですが(RSSとRDFと著作権判例 弁護士永島賢也を参照)、配布者が許可していない場合の無断利用は見合わせるほうが賢明でしょう。

レンタルサーバーについては、 PHP5の使えるレンタルサーバーをごらんください。

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